ボクのマイナー漫画生活

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アニメ映画監督 今敏の名作漫画【海帰線】の感想!

 

ごあいさつ

 

どうも!たつりんです

地方とか地元にまつわる伝説ってワクワクしませんか?

この田舎には妖怪が出るんじゃよ。とか

夜にこの神社を訪れて鏡を見ると人生の末路が見えるとか!こういうの色々ありますよね!

今回はそんな伝説が残る海辺の町のお話

 

 

本日の漫画

 

映画のような海の物語

【海帰線】

 

 

発売日  :2011年1月(新装版)

作者   :今敏

ジャンル :SF ファンタジー

カテゴリ :青年漫画

 

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あらすじ

 

人魚伝説が残る海辺の田舎町には秘密があった

それは神社の祠の中に「海人の卵」という人魚の卵を保管しているという事だった

この事は神社の神主の一族だけに言い伝えられていた

「ご先祖が海辺で卵を拾った。そしてそれを探しにきた人魚に出会い海を祀り七日に一度卵のために水を変えて60年後に海へ還す。そしてまた人魚から卵を預かり海へ還すを何代も続けて来た。以来海は穏やかで豊漁といわれている」

 

 

神主の息子で高校生の矢代洋介は海人の卵の水を替え世話をしていた

 

そんな時町のリゾート開発がはじまる

父で神主である矢代洋造は海人の卵を見せ物に観光客を呼ぼうと計画する

その結果リゾート開発反対派と賛成派の争いが始まり町は険悪な雰囲気に

 

そしてある日突然、神聖な神島をリゾート開発のため埋め立てる計画が進行し工事が強行されたのだ

 

それにより開発側の人間尾崎と矢代洋介の仲間たちとの間で

「海人の卵」の奪い合いが始まるのだった

 

 

キャラクター紹介

『矢代洋介』 神社の神主の息子で海人の卵の水の入れ替えをしていた

 

『矢代洋造』 洋介の父で神社の神主、海人の卵を見世物にし町のリゾート開発を進めようとしている

 

『夏美さん』 洋介とは古い付き合い。東京で暮らしていたが彼氏に裏切られ心に傷を負いこの町に帰ってきた

 

『尾崎さん』 リゾート開発事業のお偉いさん、海人の卵が本物の人魚の卵であることをしり奪おうとする

 

 

読んでみた感想

 

人魚伝説を題材とした漫画です!

 

何よりも凄いのが海の作画で紙の上から水の柔らかさや温度が伝わってくるかのようです

 

今敏先生は作品のテーマに「イマジネーションと現実の融合」を掲げています

まさにこの漫画は今敏先生のテーマを代表するものになっています!

 

この漫画の特徴はただの人魚の漫画ではなくあくまで主役はその卵だという点です!

卵はもちろん言葉を話しませんし動く事もありません。でもこの物語の中心です

 

手塚治虫先生の火の鳥も似たような感じですよね!火の鳥というアイコン的キャラクターがいて、それを中心に話が展開されていく同タイプの漫画です

 

≪手塚治虫作品「ネオファウスト」の記事はこちら≫

 

変わっていく街並みを眺めて何も出来ない状況の洋介や彼氏に裏切られ町へ帰ってきた夏美さん。そういったキャラクターの内面を見せる事でこの漫画はさらに良くなって、ノスタルジーな魅力が出ています

 

なにより今敏先生の漫画は本当に映画を見てるかのようです!カメラワークが素晴らしい!

正直こんなリアリティのあるファンタジー漫画はそうそうありません

 

やっぱり今敏先生はAKIRAでお馴染みの大友克洋先生の影響をもろに受けているのでキャラクターデザインもまた本当にいそうなリアルなキャラに仕上がっています

だからこそ人魚という非日常な設定にも読者は納得し読み続ける訳ですね

 

全一巻で完結済みなので是非読んでみてくださいね!

 

 

最後に

 

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少しでも面白いと思ってくれた方!また来てくださいね!